松坂が2・1~西武春季キャンプに参加

- 西武のキャンプに参加することになった松坂大輔
来年3月開催の第2回ワールド・ベースボール・クラシック(WBC)日本代表第1次候補のレッドソックス松坂大輔投手(28)が来年2月1日から西武春季キャンプに参加することが28日、明らかになった。渡辺久信監督(43)が明かしたもので、松坂から直接電話で参加希望が伝えられ、了承した。松坂はWBC合宿の集合日となる同15日の直前まで宮崎・南郷で調整する。古巣キャンプに復帰する松坂には、渡辺監督から“臨時コーチ”の役割も要請された。
連覇を目指す西武にとっては、願ってもない大物OBのキャンプ参加となる。この日、群馬・富岡市のゴルフ場で母校前橋工OB会ゴルフコンペに参加した渡辺監督が、来春の1軍キャンプ初日から松坂が合流することを明かした。
「大輔がキャンプに来るんだよ。27日に本人から直接電話があって、『一緒に練習をさせてください』との話だった。こちらとしては大歓迎。大輔のやりたいように練習をしてもらいたい」。2月1日からWBC代表合宿の集合日の同15日の直前まで、慣れ親しんだ古巣で調整することが正式決定した。
松坂には懸案がクリアされた。シーズン終盤の9月には、「1人での練習には限界がある。できることなら宮崎か高知で西武の中に入って練習がしたい」と話していた。現在、倫世夫人の実家がある福岡に帰省中の松坂は、渡辺監督の歓迎の意に対し「参加を許可していただいた西武には、本当に感謝してます」と喜んだ。
渡辺監督も最強OBが春先から若手にお手本を示してくれる機会を喜んだ。渡辺監督は松坂に対し、「外に出て野球をしている人の経験を聞くことはいい機会。いろいろと教えてくれたら助かります」と“臨時コーチ”としての役割も期待した。渡辺監督の意向を伝え聞いた松坂も「教えるという表現はおこがましいですが、聞かれたら何でも応えたい」と、前向きな姿勢を見せた。
WBC日本代表第1次候補には西武から涌井、岸、細川、中島、片岡の5選手が選ばれた。「2月1日の段階で代表5人と顔を合わせられるので、たくさん話し合いもできる。僕も含めて全員最終メンバーに残れるように南郷で精進したい」。連続日本一を目指す渡辺西武、再度WBCの頂点に挑む松坂。厳しくも華やかに、両者の高い志が南郷で交錯する。【山内崇章】
[2008年12月29日9時14分 紙面から]



