「日本で投げて」松坂凱旋を夫人が後押し
【フォートマイヤーズ(米フロリダ州)15日(日本時間16日)=山内崇章】レッドソックス松坂大輔投手(27)が、メジャー最速の1勝を目指す。15日に倫世夫人(33)がボストン市内の病院で第2子(長男=3010グラム)を出産。開幕候補だったベケットが腰痛でフランコナ監督は「ベケットは日本には行かない」と明言。メジャー史上最も早い開幕となる25日アスレチックス戦(東京ドーム)の開幕投手が決定した。松坂は19日のブルージェイズ戦で最終調整し、メジャー2年目で初の開幕マウンドに立つ。
松坂が休日を利用しボストンに戻った翌朝に子供が誕生。近日中にキャンプ再合流する予定で、25日の開幕に満を持して先発する。出産報告を聞いたフランコナ監督は「母子ともに健康で何より」と安心した様子だった。ファレル投手コーチは「今後家族の健康状態が最大の関心事」と前置きし、日本での開幕戦登板に言及。「彼は若いころから日本で注目された投手。東京で攻めの投球を見せてくれるはず」と期待を込めて話した。
実は出産の期日が遅れた場合でも、日本で投げる決意を固めていた。夫の心境を気遣った倫世夫人が「日本で投げてきて」と背中を押していた。夫にはグラウンドにいてほしい-。妻の強い意向に松坂も心を打たれた。
日本人のメジャー開幕投手は野茂以来(00、03、04年)2人目。新しい家族を誕生させてくれた倫世夫人、愛する2人の子供のために、松坂は記念の勝利を届ける。
[2008年3月17日9時6分 紙面から]
- 松坂の開幕投手を発表「光栄なこと」 [18日01:38](写真あり)



