松坂笑顔で帰国2年目の目標は「連覇」

- 満面の笑みを浮かべ、凱旋帰国したレッドソックス松坂(撮影・下田雄一)
メジャー1年目でワールドチャンピオンとなったレッドソックス松坂大輔投手(27)が21日、成田空港着の航空機で家族と一緒に帰国した。10カ月ぶりに日本の地を踏みしめた松坂は「堂々と帰ることができて良かったです」と笑顔をみせた。2年目の目標は「連覇」を掲げた。レッドソックスは来年3月25、26日に日本で開幕戦(対アスレチックス)を行う。同時期には倫世夫人(32)が米国で第2子出産の予定で「(出産には)立ち会いたい」と話し、重ならないことを願っていた。
10カ月ぶりに松坂が見上げた日本の空は青く晴れ渡っていた。「日本が近づくに連れてだんだん緊張しました」。革ジャン姿で成田空港に降り立った松坂の顔には、疲労も見られた。それでも、ワールドチャンピオンという最高のお土産を持っての凱旋(がいせん)帰国。会見では安堵(あんど)の心境が伝わってきた。
松坂「1年目から、チームの結果としては最高のものを味わうことができた。今回、堂々と帰ることができて良かったと思います」。
滑るメジャー球、硬いマウンド、調整法、時差の付きまとう長距離移動、言語…。昨年までとはありとあらゆる環境が変化し、対応に長い時間を要した。
松坂「無事にシーズンを終えたことは大きな収穫だったと思う。ただ、自分の成績は伴っていない。心の底からは喜べてはいない。ここ何年かでは一番いいことも悪いことも出た濃密な1年だったと思う」。
2年目の来季開幕戦は日本で開幕戦を迎える。ただ、3月中旬には倫世夫人がボストンで第2子を出産する予定も重なる。「もちろん(開幕戦に)出たいです。来るつもりでいます。支障のないときに生まれたらいいですね」。05年12月、長女誕生の際にも出産現場に立ち会った。来年3月にも「事情がどうであれ、立ち会えなかったら僕自身後悔すると思う。そのときは、絶対に一緒にいたいですね」と複雑な心境も口にした。
来年の目標については「連覇です。それしかないです」と口元を引き締めた。
松坂「この1年を通して、すべての球種において制球力が大事だと感じた。来年はしっかり対応していきたい」。
飛躍が求められる08年。つかの間の休養を終えた12月初旬に、松坂は2年目へ向けて動きだす。
[2007年11月22日9時13分 紙面から]



