Rソックス13得点圧勝発進/Wシリーズ
<Wシリーズ:レッドソックス13-1ロッキーズ>◇第1戦◇24日(日本時間25日)◇フェンウェイパーク
【ボストン(米マサチューセッツ)24日(日本時間25日)】松坂の登板試合でも援護する-。第103回のワールドシリーズ(7試合制)が開幕し、04年以来の世界一を目指すレッドソックスが、13-1で初出場のロッキーズに大勝した。初回から看板の重量打線が爆発し、5回までに大量13得点。投げては松坂世代の先発ベケット投手が7回6安打1失点9奪三振と好投。投打にわたって圧倒した。第2戦は25日(同26日)、レ軍シリング、ロ軍ヒメネスの両先発で行われる。
レッドソックスが底力で一気に寄り切った。ど派手な1発攻勢ではなく、走者をためては適時打を繰り返す、効果的なコンビネーションパンチの連打だった。初回から得点は、3、1、0、2、7。プレーオフ7連勝中のロッキーズ相手でも、試合を決めるのに5イニングあれば十分だった。
秋雨が降りしきる中、先陣を切ったのは小兵ペドロイアだった。1回、左中間のグリーンモンスター最前列へ先制弾を運んだ。Wシリーズ初戦では史上2人目の先頭打者アーチ。「塁に出ることを考えていただけ。特にベケットが先発だし、先にリードするとみんながリラックスできるからね」。リーグ優勝決定戦第7戦のダメ押し2ランに続く2試合連発。ハッスルボーイのひと振りで、流れを引き寄せた。
沸き上がった超満員の地元スタンドは、その後も簡単には静まらなかった。6-1とリードした5回には、6長短打と3連続押し出しなどで一挙7得点。全13得点中、実に11点が2死後の打点だった。チーム全員が粘り強く執念深く、打席に集中した。「(相手)投手には耐えられなかっただろうね。今日は、1アウトが6アウトぐらいに思えたんじゃないかな」。2安打3得点のユーキリスは、束になった波状攻撃に誇らしげだった。
プレーオフ初の3試合連続2ケタ得点。Wシリーズ史上第1戦としては最大の12点差と打線が爆発し、松坂には頼もしい限りだ。今プレーオフでは松坂登板時の3試合では5得点(1試合平均1・67点)。松坂の投球のテンポ、攻守のリズムの悪さなどの影響があるのも確かだが、援護に恵まれないケースが目立った。
今後はいかに打線の調子を維持していくかが世界一奪回のカギ。リーダー格のローウェルは「明日はまた別の試合に集中するだけだ。13-1で勝っても0-0になるかもしれない。我々にはまだやるべきことが残っているからね」と気を引き締めた。ベケットの好投と、それに呼応した打線の大量援護。松坂がこの勢いに乗る。【四竈衛】
[2007年10月26日9時24分 紙面から]
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