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「打たされた」松井2-0

<ヤンキース4-11レッドソックス>◇27日(日本時間28日)◇ヤンキースタジアム

 安打は出なかったが、怪物相手でも普段通りのアプローチはできた。4回裏無死一、二塁。松井は「あの球だけ甘かったって感じですかね」という初球の外角高め直球をファウル。だが、8球粘って四球で出塁。デーモンの適時打で勝ち越しのホームを踏んだ。

 試合前から、松坂に対する意識は皆無だった。意識があるとすれば伝統の一戦に対するもの。「(松坂への意識は)特別はないんですけど、ヤンキースとレッドソックスの試合は常に盛り上がりますから、周りの注目の仕方は違うかもしれないです」。

 その上で、相手の力を素直に認める部分もあった。第1打席、第3打席と2度の中飛。「今日のアンパイアは低めとアウトコースをとってましたね。でもそれをうまく使ってたんじゃないですか」と松坂の技量をたたえた。

 当人同士はまったく意識はしていないが、ファンにとって楽しみな対決が今後、繰り広げられる予感がする。「日本時代とそんな大きな違いはなかったような気がするんですけど。アウトコースのいいところにポンポンと追い込まれて。第1打席は最後は打たされた感じでしたね」。タイミングを狂わされたが、このまま終わるつもりはない。「(松坂と岡島は)打席の中である程度感じをつかめたと思うんで、次回に生かせたらと思います」と、次回以降の対戦に意欲を見せた。

 ただ、ヤ軍はこの日の敗戦で7連敗。松坂との対戦うんぬんというのんきなことを言っていられない状況になってきた。「逆転された後は淡泊になってしまいましたね。もう少し何とかしたかったですけどね。残念ですけど、また明日(28日)、気持ちを切り替えて頑張るだけです」。反省しながらきっちり前を向いた。【千葉修宏】

[2007年4月29日9時25分 紙面から]


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