城島2二塁打、怪物に初黒星

- 完封勝利のヘルナンデスとハイタッチする城島(撮影・宇治久裕)
<レッドソックス0-3マリナーズ>◇11日(日本時間12日)◇フェンウェイパーク
「Joh(ジョー)」の存在感を見せつけた。松坂を攻略したのはマリナーズ城島健司捕手(30)のバットだった。2回1死一塁でカウント1-0からの2球目、135キロスライダーをフルスイング。左翼線への二塁打で二、三塁とチャンスを広げ、続くベタンコートの犠飛で松坂から先取点を奪った。
城島は「ダイスケ(松坂は)はイチさん(イチロー)にムキになっていくでしょ。イチさんに力を使い果たして、僕にきたという感じじゃないですか。オマケみたいなもんですよ」。2人の対決フィーバーの中、プライド、意地が見え隠れしていた。6回の3打席目には150キロ速球を再び左翼へ二塁打。「(日本で)100打席以上打席に立っているわけですから。もう嫌っていうほど顔を見てますしね」とニヤリ笑った。
日本時代は松坂に118打数32安打、打率2割7分1厘の成績を残し、プレーオフを含め6本塁打と相性の良さが生きていた。ベンチでも視線をそらすことなく松坂を観察した。「どのカウントでも変化球でストライクが取れ、走者が出てもクイックができている。日本と変らないなという感じで見てました」。
守っても先発ヘルナンデスを好リード。チームを勝利に導き、日本人メジャー初の捕手・城島は静かにガッツポーズした。メジャー初黒星を喫した松坂の頭には「城島」の名前も間違いなく残った。(ボストン=木崎英夫通信員)
[2007年4月13日8時39分 紙面から]
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