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松坂初球狙い打ち!!200万CMで3億円効果

 レッドソックス松坂大輔投手(26)の初球を狙った日本語広告が出たぁ~。男性エステの老舗会社が、バックネット下の広告スペースに1回裏限定で出したもの。レ軍など日本人選手の所属するチームのアウエー戦を集めたパッケージ契約で、1試合換算すると推定で200万円前後。試合後、テレビ各局で「松坂の初球」映像として必ず登場したこともあり、CM総合研究所の関根建男代表(67)は「1日だけで2億~3億円の経済効果の広告戦略だ」と高く評価した。

 松坂の150キロが、うなりを上げた。記念すべき米大リーグの初球。NHK衛星第1で生放送された。その画面のバックネット下に日本語がくっきり映った。「男のエステ ダンディハウス」。1回裏の15球限定の広告だった。この映像は「松坂の初球」として、この日は民放各社でも放送された。その度に「ダンディハウス」が繰り返し登場した。

 広告は回転式で回ごとに出資会社が交代した。2回裏は「CASIO」、3回裏には「PENTAX」と日本3社続き、以降は米国企業が占めた。ペンタックス関係者によると「掲載は米国の代理店に依頼した。どの回も料金は同じ。料金は日本のCMの15秒スポットぐらい」と話した。

 ダンディハウスの親会社「シェイプアップハウス」は04年から米大リーグで、同広告を掲載している。日本選手の所属するマリナーズ、ヤンキースの敵地戦限定で年間30試合ほどを数千万円で契約したという。今年は松坂の加入したレッドソックス戦も契約条件に入れた。同社広報担当は「ホーム戦は1億円を超える料金なので無理。だから敵地戦。絶対この初球はやりたくて代理店に昨年末から頼み込んでいた」と話す。

 CM総研の関根氏は、日本で午後7時台の15秒CMが200万円前後として「それが30試合だから年間で約6000万円の契約だろう」と分析。試合結果が金曜に報じられたことが経済効果を生むとした。「この日だけで繰り返し報じられたことで2億~3億円の効果があったね。でも土日に情報番組があふれていて、デビューの1球はずっと流れるはず。それに年末の番組では必ず出る映像だから年間の経済効果は200億~300億円にもなるんじゃないか」と驚いた。

 さらに同社が米国で支店展開していない事実も知り「とてもしたたか。英語ではなくあえて日本語という奇抜さも素晴らしい」と関根氏は絶賛した。シェイプアップハウスでは「今後は1回だけではなく5回ぐらい出したい。松坂さんには帰国したらVIP待遇のエステを無料で招待させていただきます」と話した。

[2007年4月7日13時49分 紙面から]


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