このページの先頭



ここから共通メニュー

共通メニュー


ホーム > 松坂大輔 > ニュース

ライバルNY紙も松坂称賛

メジャー初登板初勝利を挙げ、ファンの声援に右手を高々と上げる松坂。後方ではボールにサインを求めるロイヤルズファンの姿も見られる(撮影・宇治久裕)
メジャー初登板初勝利を挙げ、ファンの声援に右手を高々と上げる松坂。後方ではボールにサインを求めるロイヤルズファンの姿も見られる(撮影・宇治久裕)

 「Dice-K」が全米を席巻した。レッドソックス松坂大輔投手(26)がデビュー戦で快投を演じ、一夜明けた6日、米国スポーツメディアのほとんどが「1億ドルの新人右腕」をトップニュースで報道した。宿敵ヤンキースの地元紙ニューヨーク・タイムズ紙まで異例の取材態勢を取り、初勝利を称賛したほど。緊張するはずのデビュー戦で、ライバルも認めざるを得ない怪物ぶりを示した。

 辛口で鳴るニューヨークのメディアも、松坂の投球には大きなショックを受けていた。レッドソックスの遠征試合に記者を派遣するという異例の決断をしたニューヨーク・タイムズ紙は、ヤンキースの前に立ちはだかることになる怪物を、ほめざるを得なかった。

 これまで再三「誇大広告だ」「そんな才能があるのか」「1億ドルは、ばかげた投資じゃないのか」とレ軍をけん制してきた同紙だが、6日の紙面の見出しは渋々ながら? 「松坂が前評判を証明した」だった。

 もちろん「まだたった1試合で、相手は弱小チーム。しかもどういうわけか3人もの主力打者が休養していた」という思わせぶりな前ふりは忘れなかった。

 ただし投球内容は、けなしようがなかった。「無限に繰り出される多彩なボールで、これまでの答えを出した。自信たっぷりに剛球を投げ込んだ」と素直に好投を受け入れ、さらには「日本での伝説的存在が、米国でもその役割を演じ始めた」と続けた。「松坂が特別な投手になっていくだろうという兆候を残した」と、ヤンキースの選手にも、めったに使わない称賛の言葉を並べた。

 もちろん地元ボストン各紙は、これ以上ないほど興奮していた。有力紙のボストン・ヘラルドは「日本から伝えられていたことは本当だった」と長文記事を掲載した。「寒さの中でダイスケはホットだった」と熱投を絶賛。昨年の盛岡での好投を紹介しながら「寒さにも慣れているようだ」と伝えた。

 ボストン・グローブ紙は「待ち焦がれていたかいがあった」と初勝利を報じた。公式サイトのトップページの記事が8本中7本まで松坂関連で占められ、「新人の彼が期待に応えるのは無理と踏んでいたが、見事にやってのけた」とたたえた。同紙は野茂英雄投手がドジャース在籍時の会長だったピーター・オマリー氏を取材。「野茂はライオンの心を持っていた。どんなプレッシャーにも負けないパイオニアだった」と同氏は入団した95年当時を振り返り、その影響を受けて米国に来た松坂の将来に期待していた。

[2007年4月7日9時21分 紙面から]


最新ニュース

RSS



このページの先頭へ