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佐々木氏「遠慮するな自己主張を」

 松坂は1つ1つテーマを持ちながら、調整登板している。この日は変化球の制球に重点を置いたように見えた。最速151キロをマークするなど、速球の走りは良かった。結果だけを求めるなら、この速球主体の配球になったはずだ。

 だが2回には2ストライクに追い込んでから、あえてスライダーなど変化球を投げる場面があった。まだ滑るメジャー球にしっくりきてないのか、いいボールと悪いボールがハッキリしていた。その調整を実戦でやっていた。もともと試合でも球数が増えて良くなるタイプ。納得がいくまで投げ込んで調整するべきだ。

 松坂は本人の意向で前日移動を行った。チーム内の規律は大事だが、こうやって調整に関しては自らの責任で自己主張していけばいい。遠慮していては失敗する。私も球数制限の中で投手コーチと相談し、何度か居残りで投げた経験がある。キャンプ、オープン戦での調整がシーズンに直結する。メジャーで成功する上で、自己主張は重要なポイントになる。

(日刊スポーツ評論家:佐々木主浩)

[2007年3月8日13時10分 紙面から]


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