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松坂に援護なし、6回2失点10Kも2敗目

6回裏ブルージェイズ無死、空振り三振のフランク・トーマス(撮影・加藤仁)
6回裏ブルージェイズ無死、空振り三振のフランク・トーマス(撮影・加藤仁)

<ブルージェイズ2-1レッドソックス>◇17日(日本時間18日)◇ロジャースセンター

 レッドソックス松坂大輔投手(26)がブルージェイズ戦で3度目の先発マウンドに上がった。球場はカナダ・トロントのロジャースセンター(旧名スカイドーム)。開閉式ドームだが、この日は屋根が閉められ、気温は20度。寒さの心配はない。

 1回表、レ軍はブ軍先発チャシンの前に3者凡退。

 1回裏、さあ松坂の出番だ。1番リオスへの初球は142キロのストレート。外角低めに外れた。2球目は141キロ。詰まった右飛に仕留めた。2番リンドは148キロ、高めのストレートで空振り三振!3番はウェルズ。初球149キロ、2球目151キロでファウル。カウント2-0から138キロのカットボールで二ゴロ。3者凡退と絶好のスタートを切った。

 2回表、レ軍は先頭の4番ラミレスが安打で出塁。1死後ローウェルが右前安打で一、二塁。しかしバリテックが二ゴロ併殺打に倒れ無得点。うーん、先取点が欲しかった。

 2回裏、ブ軍は4番の強打者トーマスから。注目の対決だ。初球148キロの真ん中直球を見逃し。2球目128キロのスライダーも見逃し。3球目149キロの直球で空振り三振!ワオッ!5番オーバーベイは148キロ、アウトローの直球が見事に決まり見逃し三振。6番ヒルの2球目にこの日の最速152キロをマーク。結局スライダーで中飛に打ち取り3者凡退。捕手バリテックのサインに首を振るなど、過去の2戦とは良い意味で違う雰囲気。凄みさえ感じさせる立ち上がりだ。

 3回表、レ軍が先制した。先頭の8番ペーニャが中堅へ特大の1号ソロ本塁打を放ち1点を挙げた。

 3回裏。松坂は調子が良さそうだ。寒くないことも影響しているのか。攻撃中もベンチに座りしっかりと休んでいる。過去2試合はベンチ裏でアップしてからマウンドみ上がっていたが、この日からやめた。この回は7番ゾーンから。カウント2-3からカットボールで詰まらせ二飛。8番クレイトンはスライダーで三振(ハーフスイング)。しかし9番クレイトンに甘いスライダーを右前安打され、初安打を許した。それでも1番リオスを中飛に仕留め無失点に抑えた。

 4回表、レ軍は無得点。

 4回裏、ブ軍は2番リンドから。139キロのカットボールで空振り三振。3番ウェルズにはボテボテの三塁内野安打。そして4番トーマスはストレートの四球を与え1死一、二塁のピンチを迎えた。5番オーバーベイに中前適時打され1-1の同点。6番ヒルにはフルカウントからワンバウンドのボールを投げ四球。これで満塁。7番ゾーンにはカウント1-3から押し出しの四球を与え1-2と逆転されてしまった。どうした!松坂。3番ウェルズへの微妙な1球の判定でおかしくなってしまったのか…。8番クレイトンは高めのボール球で空振り三振。9番スミスはあわやというセンターへの大飛球を打たれたが、何とか2点でしのいだ。

 5回表、1死後、ペーニャが左前安打で出塁したが無得点。

 5回裏、松坂の投球数は4回までで77球。この回からアンダーシャツを長袖から半そでに替えた。ブ軍は1番リオスから。148キロのカットボールで見逃し三振。これで毎回の7個目。2番リンドは152キロ高めのボール球で空振り三振。8個目。3番ウェルズも152キロの速球で空振り三振。3者三振にねじ伏せた。

 6回表、レ軍は2番からの好打順も3者凡退。

 6回裏、ブ軍は4番トーマスから。ストレートで追い込み最後は135キロのスライダーで空振り三振。これで4者連続、毎回の10個目!オーバーベイは二ゴロ。6番ヒルは右飛に仕留め3者凡退。

 ベンチに戻った松坂にレ軍フランコナ監督が歩み寄り握手。松坂は人さし指を1本立てて「もう1イニング」とアピールしたが、この回でお役御免。

 7回表、レ軍は無得点。これで松坂の2勝目はなくなった。

 7回裏、レ軍は岡島が2番手で登板。岡島は3者三振の好投。

 8回表、レ軍は無死一塁の好機も無得点。

 岡島は1イニングのみで交代。

 8回裏、レ軍は3番手ピネイロが登板。ブ軍は無得点。

 9回表、レ軍は無得点に終わり1-2で敗戦。松坂は2敗目を喫した。またチームも0・5ゲーム差で首位をブルージェイズに譲った。

 松坂は敗れたものの、新人で開幕3試合のうち2試合で2ケタ奪三振は、あのバレンズエラ(ドジャース)以来。負けても名前は残した。

[2007年4月18日15時53分]


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