松坂「苦手わかってる」レイズ戦初戦先発

- 厳しい表情でキャッチボールをする松坂(撮影・菅敏)
【セントピーターズバーグ(米フロリダ州)9日(日本時間10日)=山内崇章、千葉修宏】世界連覇を目指すレッドソックスと、球団創設11年目で初のリーグ優勝を狙うレイズとの決戦が10日(同11日)に火ぶたを切る。第1戦に先発する松坂大輔投手(28)は、決戦前日の公式会見に臨み、7試合制の先陣を切る大役を自覚。延べ2年の公式戦で8試合対戦した経験を生かして初戦突破へ全精力を注ぐ。
第1戦先発投手の公式会見に臨む松坂の表情はいつになく硬かった。
松坂 第1戦で投げても、第2戦で投げても勝つことの重みは変わらない。ただ、公式戦がそうであるように、カードの初戦を任せられることは個人的には好きです。
チーム投手陣を代表して先陣を切る。自分の投球次第でシリーズの流れはいかようにも変わる。高校時代からプロ、国際大会で幾度となく感じた重圧を力に代える準備は整った。
今季のレイズのチーム力は肌で感じていた。「1年を通して本当に強かったという印象です」。チームは18試合で2つ負け越した。セントピーターズバーグに限っては1勝8敗と苦戦。唯一の白星は終盤9月に松坂が得たものだった。
それでも、今季3試合の登板を含め2年間で8試合も向き合った相手だ。「得意なコース、苦手なコースは他のチームよりも分かっている。あとは自分の考えたコースへしっかり投げることです」。通算成績2勝3敗、防御率3・75。痛い経験をしながら、穴も見つけてきた。
会見前には、約2時間をかけて前田トレーナーのマッサージを受けた。通常は1時間で終わるものだが、会見時間を遅らせてまで体のケアを優先させた。内容以上に結果が求められる短期決戦の初戦だ。どんな形であれ、チームが勝てる展開を自分の手で導きだす。
[2008年10月11日9時48分 紙面から]
- 松坂快投、Rソックス先勝/プレーオフ [11日14:19](写真あり)



